仮想通貨を始めてみたい、そう思ったらまずは「取引所」を選ぶことからスタートしましょう。
日本円を入金し、仮想通貨を売買するために必須です。銀行のようなものであなただけの口座を作るのです。
取引所ってなに?
どうやって作るの?
何を基準に選ぶの?
そんな悩みを持った方の役に立てればと思います。
日本国内だけでもたくさんの取引所がありますが、それぞれに特徴があり、使い方によって利用する取引所は変わります。
その特徴も含め、いくつかの取引所をご紹介していきます!
仮想通貨取引所で仮想通貨を始める
仮想通貨を購入するためにはまず取引所を選ぶことから始まります。「買いたい人」と「売りたい人」が集まり、その両者が取引をするための場所が「取引所」です。
仮想通貨を始めるのは、ごくごく簡単です。まずは取引所の口座を作ります。
そして銀行振込やクレジットカードから日本円を入金する。振り込んだ日本円でビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入する。たったこれだけで、あなたは仮想通貨を手に入れることができます。
これがとっても大まかな仮想通貨の購入例です。取引所は「買いたい人」と「売りたい人」が取引する場所といいましたが、売りたい人から買っている、という感覚はほぼありません。
また、販売形式といってその会社が仮想通貨を販売しているところもあります。
最近ではどちらでも「取引所」と総称されていますが、違いとしては「誰から購入するか」ということです。
「取引」と聞いてまず構えてしまうかもしれませんが、実際は「お店でものを買う」感覚に近いと思うので安心してこの後の取引所の特徴を読み、あなたに合った取引所を探していきましょう!
bitbank~ビットバンク~
運営会社 | 取扱通貨 | 出金手数料 |
ビットバンク株式会社 | BTC(ビットコイン) BCH(ビットコインキャッシュ) ETH(イーサリアム) LTC(ライトコイン) XRP(リップル) MONA(モナコイン) |
日本円:540円~756円 BTC:0.001BTC LTC:0.001LTC XRP:0.15XRP ETH:0.005ETH MONA:0.001MONA BCH:0.001BCH |
取扱通貨すべて取引形式で購入できる!
BTC以外のコイン、すなわちアルトコインを取引形式で購入できるので他の取引所より安く購入できる場合があります。
数量や価格がお互いにマッチングした時に売買が成立するため、販売所よりもお得になる可能性がある、ということですね。
取引手数料が無料キャンペーン中!
取引手数料とはその名の通り、取引をする度に発生する手数料のこと。
取引を何度もする方はもちろんですが、無料や安いに越したことはありません。
bitbankでは2018年9月30日まで無料とのことですからここを選ぶ理由にもなりますね!
(無料期間情報は2018年7月現在なのでこまめにHPをチェックしてみてください)
bitcoinnewsのサイト運営
「BTCN」https://btcnews.jp/tag/bitbank/というニュースサイトを運営しています。
国内外問わず様々な内容があり、情報収集のひとつとして役立ちそうですね。
また”ビットコインとは”という初心者向けのコーナーやインタビューページには仮想通貨業界に携わるエンジニア求人など、面白い内容もあるので、ちょっとした息抜きに読んでみるのも良さそうです。
Zaif~ザイフ~
運営会社 | 取扱通貨 | 出金手数料 |
テックビューロ株式会社 | BTC(ビットコイン) BCH(ビットコインキャッシュ) ETH(イーサリアム) XEM(ネム) MONA(モナコイン)、他 |
日本円:350円~756円 BTC:0.001BTC~ XEM:2XEM~ ETH:0.01ETH~ MONA:0.001MONA BCH:0.001BCH |
マイナス手数料
一部ではありますが、なんといっても珍しいマイナス手数料がZaifの特徴です。
ただし、Zaifでは購入する際の手数料が無料ですが、売却するのに最大0.3%の手数料が必要になります。
とはいえ、他の取引所にも比べて安いと言えますので、取引回数が多い方には魅力ですね!
セキュリティと財務局からの認可
取引所を選ぶ上でセキュリティ面はとても重要です。
その点、Zaifは仮想通貨ネムのブロックチェーン技術を使ったシステムを開発しているので、安心できますね。
また近畿財務局からの認可を受けていますから金融所として安心だと国からも認定されています。
コインの積み立て
珍しいサービスかと思いますが、Zaifでは毎月決まった金額を銀行口座から自動引き落としされ、
仮想通貨に交換する、というものです。
ビットコインやイーサリアムに興味はあるものの、取引所のやりとりが難しかったり、売買のタイミングがわからなかったりしますよね。
毎月決まった日に引き落とし→翌日に買い付け、とすべて自動的に行ってくれます。
しかも1,000円から可能ですので毎月少しずつでも積み立てをしてみたいという方はぜひお試しください!
DMM Bitcoin~DMMビットコイン~
運営会社 | 取扱通貨 | 出金手数料 |
株式会社DMM Bitcoin | BTC(ビットコイン) BCH(ビットコインキャッシュ) LTC(ライトコイン) ETH(イーサリアム) ETC(イーサリアムクラシック) XEM(ネム) XRP(リップル) |
無料 |
手数料がほとんど無料
入金手数料、出金手数料、取引手数料が無料です。
レバレッジ取引のみかかることはありますが、取引に関しては無料。
日本円の入出金手数料が無料というのはかなり大きいですね!
銀行振込だと銀行手数料は発生しますので、クイック入金を使うとよりオススメです!
スマホアプリの使いやすさ
初心者でも見やすく操作性の評判が良いです。
どの通貨をいくらで売り、いくらで買うか、などわかりやすく表示されています。
また注文画面、チャート、価格一覧などを自分の好きなようにカスタマイズできるのも、
ユーザーのレベルに合わせられるので上級者の方にも対応しているといえます。
アルトコインのレバレッジ取引
DMM Bitcoinはアルトコインのレバレッジ取引ができます。
レバレッジ取引とは、自分の元手となる金額を担保としてそれ以上の取引をすることです。
少ない金額に対して大きな利益を生むことが期待できます。
上記でも述べたように、このレバレッジ取引も手数量は無料です。
(ただしポジション保有を維持している場合は手数料が発生します)
まとめ
いかがでしたか?あなたに合った取引所は見つかりましたか?
今回は大きく比較的有名な取引所を少しご紹介しました。もちろん他にも取引所はありますし、どの取引所も特徴があり、強みがあります。
登録はどこも簡単ですから取り組みやすそうなところをいくつか登録してみるのもありですね。口座登録のキャンペーンをしていてお得な取引所もありますし、何より複数口座を持つことはリスク分散にもなります。
追記 アメリカの仮想通貨取引所coinbaseが日本に進出
2018年6月、アメリカの仮想通貨取引所coinbaseが日本に進出、というニュースが入ってきました。
coinbaseはアメリカ・サンフランシスコを拠点とする仮想通貨取引所です。運営には世界最大規模の取引所GDAM(ジーダックス)も参加しており、未上場でありながら企業評価額は10億ドル以上、ユーザー数は1,300万人といわれています。日本で有名な取引所bitFlyerの利用者が100万人といわれていますから、1,300万人の多さは一目瞭然です。
2016年7月には三菱東京UFJ銀行が約1,000万ドルを出資しており、三菱UFJフィナンシャル・グループが提携先になる可能性があります。日本進出に向けて、MUFGが提携しているというのは安心できますね。
coinbaseの強みはなんといっても、セキュリティの高さです。取扱通貨はBTC、ETH、LTC、BCHの4種類と少なめですが、coinbaseとしてはしっかり管理ができる通貨のみを取扱、セキュリティへの意識が非常に高いです。
同社は社員5%以上がセキュリティ専門エンジニアと言われているのもその裏づけかと思います。またホットウォレットからユーザーの資産がハッキングされた場合、全額保証される保険に加入もしています。
多くの通貨を扱うのではなく、主要コインとじっくり向き合う方にはオススメの取引所になりそうですね。